【華頂博一(岡崎祐一)とは何者か】

 〜謎の殿下系YouTuberに迫る〜

殿下26 華頂殿下の病名は恐らく…

注:このサイトはブログという性質上、最新記事が常に上位に来ます。一気読みしたい方は記事番号殿下01から順にお読みください。


 

 ニセ華頂殿下の虚言癖や妄想癖などを私はできるだけ柔らかく大雑把なくくりで表現してきた。しかしもうここまで来たら、今まで言うのを何度もためらい自制していた表現方法を使ってしまおうと思う。これはもはや最終手段に近い。

 

 ズバリ言うと、華頂博一こと岡崎祐一さんは「妄想性障害」統合失調症ではないのか。

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 ああ、ついに言ってしまった。岡崎さんには大変申し訳無いのだが、もうこれは間違いないと思われる。あらゆる状況証拠がそう物語っているのだから。

 

 統合失調症とは100人に一人の割合で発症しうる精神疾患で、決して珍しい病気ではない。私にも統失で誇大妄想の知り合いがいる。詳しい病気の内容はここでは述べないので各自調べて統失への理解を深めてほしい。

 

 統合失調症には様々な妄想を伴う物が多く、妄想は様々に細分化されて研究されている。その中でも華頂博一さんの症例は「誇大妄想」の中の血統妄想と呼ばれるもので、ミニョン妄想とも呼ばれるものだ。具体的な症例としては、

 

・自分が貴族などの高貴な血統の生まれであると確信する

・天皇、皇族などの隠し子、戦国武将の生まれ変わりなどと確信する

・高貴な血統だが秘密の事情により一般家庭で育てられたと確信する

・実の両親がいるのに別に高貴な両親がいると確信する

 

 いずれの症例も華頂博一さんにピッタリ当てはまっているのではないだろうか? 誇大妄想は持続的で治療が難しいらしい。慢性化した統合失調症に典型的に見られるとのことだ。血統妄想は自分をより偉く見せたいという願望から、自分の血統を誤った状態で信じ込んでいるというケースが多いらしい。ただの思い込みのレベルではなく実際にそうである者として行動し、言動を行うという点に問題がある。

 

 先日のコヤッキースタジオの「シンジラレナイハナシ」の華頂殿下の話は嘘のオンパレードである。5人のロシア人の話はまさに「追跡妄想」に合致するし、話のすべてが誇大妄想である。↓

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 具体例を上げたらきりがないが列挙してみよう

●ニコライ二世の一番下の娘は海軍が命を助けて横須賀で育てて東伏見家の嫁になっている

 

 ニコライ二世の第四皇女のアナスタシアは1918年7月17日に17歳でエカテリンブルクでロマノフ一家ごと処刑されている。生存説や救出説があったり、自称アナスタシアが何人も出現したりといろいろ疑惑があったが、現在では発掘された遺骨のDNA鑑定で皇帝一家が全員殺害されたことが科学的に証明されている。ニセ華頂殿下の妄想である。

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 また、華族の東伏見とは、東伏見慈洽(じごう)さんのことである。そもそも年代が合わないのだ。皇族時代は久邇宮邦彦(くによし)王の第3王子で久邇宮邦英王と言った。昭和6年に臣籍降下して東伏見邦英伯爵となった。久邇宮家なのになぜ東伏見なのかはwikiを読んで理解を深めてほしい。昭和28年に青蓮院門跡の門主となって法名を慈洽とした。平成26年までご存命であった。103歳没。当然ながら妻はニコライ二世の娘のアナスタシアなわけもなく、妻は亀井茲常(これつね)伯爵の次女・亀井保子である。例によって「おじいちゃんから聞いた話」で誤魔化しているがニセ華頂殿下が考えたウソである。ちなみに東伏見家は、慈洽>慈晃>光晋と男系が続き、東伏見光晋氏には2009年に男子がお生まれになっておられる。

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●宮内庁に呼ばれてから担当の警察官がついている 海上自衛隊とも繋がっている

 

 これは以前にも突っ込んだが、ありえない話である。ニセ華頂殿下の誇大妄想、血統妄想の一つだろう。例えば有名な竹田恒泰さんは長男筋ではないが立派な旧皇族の男系子孫である。しかし当然警官のSPなど付いていない。正統な華頂家の男系直系子孫の華頂尚隆さんにも当然だがSPは付いていない。系図に載っている正統な男系男子にもSPが付いていないのに、なぜ系図にも載っていない出自不明の老人に警察が予算を割いて警護を付ける必要があるのか? そんな予算は通るわけがない。完全に誇大妄想で血統妄想である。

 

 また、海自と今でも繋がりがあるとか言っているが、これもニセ華頂殿下の誇大妄想のひとつだ。元帥海軍大将だった伏見宮博恭王殿下の正統な直系子孫の伏見博明さんは横須賀の「三笠」に呼ばれたりするくらいのことはある。旧皇族というのは名誉職に推戴されたりするのは社会的な仕事のうちであるからだ。自衛隊のイベントに旧皇族を呼ぶことくらいあるだろう。しかし系図に載っていない怪しい人物と自衛官が公費を使って付き合う訳がないではないか。そんなことをしたら始末書顛末書の類を書かされ、何かしらの処分を受けるのは確実である。また、「歴代海上幕僚長はみんな河野の血筋」とも言っていた動画があったが、当然そんな事があるわけがない。幕僚長を血統で決められるのか? 何をバカなことを言うのか! ニセ華頂殿下の誇大妄想、血統妄想である。河野とは伏見宮貞愛親王の家女房(親王妃ではない)で博恭王の実母の河野千代子のこと。この河野を名字が同じと言うだけで河野水軍と結びつけたり、都合のいいように何でも解釈してしまうのが誇大妄想、血統妄想なのである。

 

記念艦「三笠」復元50周年記念式典 伏見博明さんと東久邇信彦さん

 

●外国の要人がこっそり会いに来る ビル・ゲイツ、ロシアの副大統領の娘、トランプ大統領、、、、 本当かどうかわからないから警察に出して裏を取る。。。

 

 ビル・ゲイツと会談したらツーショット写真撮るでしょ普通。自分を偉く見せたいニセ華頂殿下ならなおさらでしょ。そしてSNSに貼っちゃうでしょ。そんな写真はこの世に存在しない。この動画を見てほしい。元ヤクザのKEIさんのチャンネルに出たときのものだ。「話してないけど目で言ってた」とちゃんと言っているでしょ。もう完全に誇大妄想である。現在のニセ華頂殿下ならまだわかるが「研究中」のニセ殿下なんか日本人ですら誰も知らないだろうに何でビル・ゲイツが知ってて連絡してくるんだよって話。もう完全に「妄想性障害」の誇大妄想で、本人は何の悪気もなくそれを事実だと信じ込んでしまっているのである。それが問題なのだ。

 

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●月間ムーの三上編集長が言っていたけどユダヤ人で華頂さんを知らない人はいない

 

 ムーの三上くんが言ったとしても、それは冗談とかおべんちゃらの類なのは誰でもわかるだろう。三上くんは筑波大学で素粒子物理学を学んだ本当は非常に頭がいい人で、当然ニセ華頂殿下を本物だとは思っていない。彼もビジネスで利用し相手をしているだけなのだ。「ユダヤ人で華頂さんを知らない人はいない」これを真面目に信じるやつがどこにいる? はっきり言ってユダヤ人の誰も知らないだろう。このように自分に都合のいい言葉は言質に変換されてしまい拡大解釈し、いつしか真実だと思い込み確信に変わっていくのである。これが「妄想性障害」の誇大妄想の怖さである。本人には悪気は一切ないのだから。

 

●旧約聖書はほぼ日本の話し

 

 こんなこと言ってると本気でユダヤ教徒やキリスト教徒に怒られるぞ! どこからどう読んでもカナン地方で、現在のパレスチナやエジプト、イラクあたりの中東の話だ。聖書に書かれている地名がバッチリ現在でもそのまま続いているのがわからんのか。どこに日本の事が書かれているというのだ。私が思うにニセ華頂殿下は旧約聖書すらまともに通読したことがないのだと思っている。ちゃんと読んでいれば日本なんて言葉が出てくるはずがないのだから。

 

 

 さて、一通り「シンジラレナイハナシ」でのニセ華頂殿下の妄想を書き連ねてみたが、今私が考えているもっとも真実に近いであろうストーリーを書いてみたいと思う。

 

 

 ニセ華頂殿下はよく「おじいちゃんから聞いた話」という前置きでウソ話をする。「父から聞いた話」は極端に少ない。これを考えると、どうやら祖父も妄想性障害の誇大妄想癖だったのではないかという推測が成り立つ。祖父は、言うまでもなく元皇族の華頂博信ではなく「岡崎秀夫」であるが、岡崎秀夫は自分が皇族の博信王(華頂博信)だと思いこんでしまっていたのではないだろうか。そして、妄想性障害は孫であるニセ華頂殿下=岡崎祐一にも隔世遺伝したのではないだろうか。統合失調症は遺伝による影響が大きいことが医学的に証明されている。統失患者の親から生まれた子供の発症率は10倍に上昇するとの記事をいくつか読んだ。

 

 父の博祐もニセ華頂殿下の話だと映画もののけ姫をテレビで見ていて「おい、それ言っちゃっていいのかよ!」とかいう「皇族しか知らない事」の話をしていた事があった。これがニセ華頂殿下のウソ発言ではなく本当の事実だったとしたら、父の博祐も妄想性障害で自分を華頂博信の子供だと思い込んでいたフシがある。もしかしたら妄想性障害の祖父から、お前は博恭王の孫だぞなどと吹聴され続けていたのかもしれない。勝手な想像で妄想性障害と決めつけるのはもちろん良くない。だが、数々の状況を勘案すると、そう思えてしまうのである。

 

 祖父の出生地を鞆の浦と公言しているが、博信王が生まれたのは東京三田にあった華頂宮邸だし、伏見宮と鞆の浦は縁もゆかりもないのに鞆の浦にも博恭王の伏見宮別邸があったとも言っている。当然そんな事実はない。これは恐らく祖父の秀夫が鞆の浦の生まれで、まだ子供だったニセ華頂殿下にウソを教え込んだのではないかと思う。祖父も妄想性障害だった場合はウソではなく真実として教えたのだと思う。

 

 ニセ華頂殿下が過去に自分でネットに書き込みした祖父の戸籍住所は「広島県沼隈群(ママ)鞆町字後地994番屋敷」である。鞆の浦のある福山市は昭和20年に米軍の大空襲を受けて市街地が8割消失している。その戦火で戸籍が消失してしまったために戸籍に「再製」のスタンプが押されているのではないだろうか? 鞆町が福山市に編入されるのは昭和31年なのでこの推測は怪しいが。いわゆる「背乗り」をしたとは私は考えていない。

 

 私はニセ華頂殿下の「皇族なりすまし設定」という表現で過去の記事を書いてきた。

 

曽祖父 伏見宮博恭王

祖父 華頂博信(伏見宮博信王)

父 華頂博祐

自分 華頂博一

 

 というのが脳にご病気があるニセ華頂殿下の中でもはや事実となってしまっている系譜だ。だが実際は過去にニセ華頂殿下がSNSで自分から暴露してしまっている、

 

曽祖父 岡崎卓伍

祖父 岡崎秀夫

父 岡崎博祐

自分 岡崎祐一

 

 これが実際の系譜なのである。遺伝的に妄想性障害が持病の家系だったとしたら? 本当にこれは最後まで書きたくなかったことだ。統合失調症は昔は「精神分裂病」と呼ばれていた。統合失調症と呼ばれるようになったのはつい最近の2002年からだ。精神分裂病とはまさに悪い病名の典型である。軽い症状でも一旦そう診断されてしまうと周囲からの偏見がものすごいし、ネガティブな病名で患者本人や家族への悪影響も大きい。

 

 統合失調症と病名が変更されてからはネットでは「糖質」などと隠語で使われることが多いが、糖質ももはやネガティブなイメージが付いてしまっている。だから私は岡崎さんに対して糖質とは決して最後まで言いたくはなかった。だが、何度も述べてきたように、数々の状況証拠がそう物語っているし、ご病気なのは真実だと私は感じている。

 

 慢性的な妄想性障害の完治は難しいそうだ。でも適切な投薬と長期の療養で症状はかなり落ち着くらしい。私は医療はもちろん専門でもないし、軽々しいことは言えないのは重々承知だ。だが私が真剣に言いたいのは、岡崎祐一さんの周辺にいる人々に対してである。どうか岡崎さんの出自をいい加減に扱わず、完全に調査して、あなたは本当は皇族の血筋でないことと、妄想性障害で血統妄想であることをお伝えいただき、岡崎さんに適切な治療を受けるよう進言してほしい。妄想性障害患者を利用して詐欺ビジネスの片棒を担いでいる人たち、どうか岡崎さんを休ませてあげてください。お願いします。

 

 先日、華頂宮チャンネルの登録者数が10万人に達した。私が「華頂信者」と言っている人たちは単純に殿下の語る都市伝説が面白いと感じているのだろう。だが、あなた方は自分で華頂殿下が本当に旧皇族の血筋だと調べたのか? 何も調べずに妄信していないか? 殿下に対して本当に華頂博信のお孫さんだと戸籍で証明できますか?と聞けるのか? 統合失調症による血統妄想だとしたら本人はいたって真面目に自分が皇族だと思い込んでいるし、人を騙そうとは毛頭思っていないだろう。病気なのだから仕方がない。病気には罪はないのだから。だけど、殿下や先生と持ち上げて、本人をさらにその気にさせてしまっている(病状を悪化させてしまっている)のはあなた方でもあるのだ。

 

2023年12月8日加筆訂正(統合失調症の陰性症状が見られず、妄想のみが続く病気「妄想性障害」に修正しました)