【華頂博一(岡崎祐一)とは何者か】

 〜謎の殿下系YouTuberに迫る〜

殿下01 旧皇族華頂宮チャンネルとは?

注:このサイトはブログという性質上、最新記事が常に上位に来ます。一気読みしたい方は記事番号殿下01から順にお読みください。


 

 Youtubeに【旧皇族 華頂宮チャンネル】なるチャンネルがあり、ニセ皇族の華頂博一が暗躍している。チャンネルの概要欄には以下のようなことが書いてある。


日本文化振興会 副総裁

一般社団法人厩戸ノ華頂 当主

旧皇族 華頂宮

当主 華頂博一

高祖父 伏見貞愛

曽祖父 伏見博恭

祖父 華頂博信

父 博祐

伏見宮の家訓により世のため人の為に奉仕する事を誓う。日本国の発展、世界の発展と世界平和を活動中。先人への感謝と次世代の為に文献ではなく科学的根拠最先端AIに注力を注いでいる。世界みな兄弟全ての皆様へ幸せを願っております。


 

↑この文章からも分かるように華頂殿下は日本語が不自由だ。

 

昭和63年の週刊読売 伏見と華頂の表向きの家系図はこうなっている
この時点で華頂博一はニセモノと判断できるだろう。

 

 華頂博一 華頂宮当主(自称)

 昭和34年2月2日生まれの64歳。

 

彼の大まかな家系に関する主張はこんな感じだ。いずれもオモテの資料では裏付けが取れないものばかりで非常に低レベルな内容となっている。

  • 華頂博信は65歳でアメリカで死んだことになっているが佐世保で90歳まで生きた
  • 死んだことになってる祖父の華頂博信に佐世保で20歳まで育てられた
  • 伏見の習わしで生後72日で生母から離されて50年後に再会した
  • 華頂博信の再婚相手は早川ルース寿美子ではない
  • 華頂博信の再婚相手は常磐常子というカメハメハ大王の末裔のハワイ人
  • ニコライ二世の娘アナスタシアを博恭王が日本に連れて帰った
  • 満州のユダヤ教寺院の白人ラビの娘と博恭王との子供が祖母
  • 博恭王は長崎で原爆を解体してソ連に情報を渡した
  • 伏見宮治仁王がハプスブルク家のエルンスト鉄公の養子になった
  • 伏見宮の血はネアンデルタール人の血
  • ファラオもキリストも始皇帝も伏見の血統

 

などなどなど、、、 言っておくがお笑いではなく真面目に主張している。

 

一体この謎の「殿下系YouTuber」は一体何者か?

華頂殿下のありがたいお名刺

 ある日、華頂殿下をYouTubeで初めて見た。第一印象は新手の皇室詐欺師が出てきたなと言ったところか。まず一番最初に疑問に思ったのは華頂侯爵家に博祐という男子なんていただろうか?という疑問である。もちろん華頂博信は知っていたし、狛江に直系子孫が住んでいるのも知っていた。すぐに系図資料を調べたがやはり記載がなかった。旧宮家に興味を持って男系子孫を一通り調べたことがある方ならすぐにわかる事だろう。

 

 パラパラと動画を拝見してみると、どうも教科書では教えないようなオカルティックな歴史観をお持ちなようである。いわゆる古史古伝マニアやスピリチュアルに傾倒してしまった人、都市伝説ファンなどが食いつきそうな主張が多く、いわゆるトンデモ話が多い様子だ。どの話も壮大ではあるが、個人の主観が大きくあまりにも断定的すぎてエビデンスはなさそうである。私はそっち方面の「ネタ」にはほぼ興味がない。私が興味があるのは華頂殿下の隠された家系図とその血統の正当性についてだけだある。

 

 【華頂博一の問題点】

  • 2年以上自分が華頂博信の孫だということを公的書類をもって一切証明していない
  • それらを証明していないのにもかかわらず旧皇族を名乗って活動し続けている(詐欺行為)

 

 問題点はまさにここなのである。何年もはぐらかし続け、挙げ句に証明するつもりはないと断言してしまっている。こんな旧皇族がいるわけがない。仮に自分がそういう立場(皇族の隠し子)で表立って皇族の名前を使って活動しようとしたら、まず必死になって証明するだろう。普通の人間の感覚からしたらそうなるはずだ。もはや人間としておかしいし、その図太い神経を疑う。彼の言い訳は「自分は宮内庁に呼ばれたから別に証明する必要はない」である。完全に頭がおかしいし、どうかしている。バカはそれでも納得するかも知れないが、我々普通の感覚のある人間、真贋を見分けようとする人間には到底納得できる訳がないではないか。

 

 華頂殿下のことを「殿下」と呼ぶのはおかしいんじゃないかという意見はもちろんある。現皇族ではないのだから当然だ。旧華族の孫なんだから「閣下」ではないのか等々。華頂殿下ご自身は殿下と呼ばれることを基本的には良しとしていない。殿下と呼んでいるのは主にYouTubeのコラボ先の人だったりファンの方たちである。華頂宮チャンネル開設に当たり、スタッフから愛称として殿下で行きましょうとの提案があり、その流れで古い動画では殿下と呼ばれている。現在では「華頂先生」に変わっていることに注意してもらいたい。

 

 先に申し上げておくと、私のスタンスはアンチである。ただ、殿下の動画を掘っていくうちに全否定アンチではなく「懐疑派」くらいまで軟化してきた。古代オカルトネタなどに関してはまったく興味がないのでほぼ否定派になるが、華頂殿下の血統の正当性については「否定的肯定派」と言うべきか。完全なる「証拠」をもってして私は華頂殿下を旧皇族の男系男子と認める。証拠が出なければあくまでも自称であって、皇族という設定のYouTuberのままだ。華頂殿下は事あるごとに「証拠を出して俺はホンモノだぜ〜、ニセモノだぜ〜とかやるつもりはない」と何度も言っている。この開き直った態度はと自信はどこから来るのか。

 

 最初は華頂殿下を皇室詐欺師だと思い、何か証言に矛盾点はないか、事実と違うところはないかなど、いわゆる「あら探し」のために古い動画から見始めた。ところが華頂殿下の言っていることは終始一貫していてあまりブレがない。言い間違いレベルの矛盾点は多々あるが、なかなか決定的な「あら」が見つからないのである。この人はとにかく言い間違いが多いしSNSでのスペルミスも多い。言い間違いと言うか単語を間違えて覚えてらっしゃる。

 

 詐欺師はなかなかボロを出さないものだが、華頂殿下のお話は詐欺師の設定台本を頭に叩き込んでしゃべっているという感じではなく、確実に体験されてきたことをお話になっていると感じた。当初の疑いの目が裏返しになって今では逆にファンになってしまったのだ。

 

 華頂博一という男は強烈な「人たらし」だ。魅力的な人柄、豊富な見識、周囲の人を魅了してしまう話術。だから殿下のチャンネルには熱烈なファンが多い。だから私も愛情を込めてこのブログではあえて華頂殿下とお呼びしている。「華頂殿下」はもはや芸名なのであって、旧宮家出身の竹田恒泰さんとは路線を異にした世界平和を訴える「殿下系YouTuber」なのである。

 

「華頂博一」は芸名というのは間違いない。

 デーモン小暮閣下のように「世を忍ぶ仮の姿」の時の名前もすでに把握しているし、佐世保での調べもある程度ついている。「華頂博一」という名前で世に出る前からの殿下のお知り合いの方は当然その名前をご存知だ。それらは追って投稿していくことにする。ただ、このお方は長い間真剣に日本史を研究してらっしゃる。その点は認める。だが、落合莞爾に影響されたりと研究の方法が間違っている。

 

 このブログは「華頂博一」氏の証言を掘り、メモし、追跡し、再構成し、私なりの解釈を加えて投稿する自分用の備忘録的なものであるが、華頂殿下ファンの皆様、アンチ華頂の皆様、ビギナーや中立的な皆様にも読んでいただきたいと思っている。いずれの華頂発言も動画内やSNSで過去に発信したものが元になっており、削除された投稿や魚拓を貼る場合もある。アーカイブでカットされたライブでの発言は尊重して掲載しない。できるだけ出典を明記したいとは思うが、膨大な数に上るのでその点は省略とさせていただく。誓って私が殿下の発言内容を改竄や捏造することはないが、曖昧な記憶で書いてしまっている場合もあると思うので発見したら指摘して欲しい。

 

 いずれこのブログは華頂殿下の目にも止まるだろうが、多少の攻撃的な表現や無断転載等については寛容な心を持ってお許しいただければ幸いである。博恭王以降の伏見宮の血を探り、家族構成などプライベートな部分にも土足で踏み込むが、旧皇族を名乗られている以上そこは公人として甘受して欲しいと思っている。

 

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