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ニセ華頂殿下といえば2017年（平成29年）10月17日の13時に宮内庁から一人で来いと呼び出されたという話は有名だ。
おそらく削除し忘れのニセ華頂殿下のTwitterの旧アカ
胸についている緑色の名札。これは分かる人には分かる。
ニセ華頂殿下のお話では、地下の部屋に通され博恭王の歴史が書かれた文献を13冊も「読みなさい」と出されたとのことだ。６人くらいの人が一緒にいて解説してくれたようなことを言っていたと思う。ただ、この写真自体はラフな服装からしてその時のものではないだろう。公文書館自体は予約さえすれば誰でも入れるのだから。ちなみに閲覧室は書陵部の地下にある。
この「宮内庁に呼ばれた話」は何パターンか話し方があるが、暗に天皇陛下（今の上皇陛下）から呼ばれたと語っているふしがある。なぜ陛下に呼ばれたかを推察せねばならないが、想像するにこういうことだったのではないか？
南北朝時代から600年続いている「もう一つの天皇家」たる伏見宮家。華頂殿下がよく言うように皇族の宗家であり背骨である。現在の当主の伏見博明氏には三人の娘さんしかおらず男系の断絶が見込まれているため、一番近親の男系系統、すなわち華頂博信の系統から後継を立てて相続させようとしているのではないか？
皇族の大きな仕事のひとつと言えば男子を残すことであり「祭祀の継承」だろう。御年91歳の博明殿下はまだまだお元気ではあるが、失礼ながらご年齢から先はそんなに長くはない。何も手を打たないままだと歴史ある伏見宮家の祭祀継承者が途切れてしまうのだ。伏見宮家は今ではただの一般人の家庭という扱いだが、それはGHQによる皇室の弱体化を狙った横暴な政策の結果である。皇族の宗家、伏見宮家は天皇家と同様に保護すべき存在なのである。
表向きの華頂博信の直系子孫は以前紹介した「狛江系統」である。だが、尚隆、博俊、博行3兄弟には恐らく男子がいないので、次の世代への継承は期待できない。華頂殿下は以前に自分には兄弟の息子がいると語っていたと思う。その面で華頂博一が伏見宮家の後継者に選ばれたのではないだろうか？ 当然上皇陛下はその隠された血統をご存知だったわけである。
以上、あくまでも私の肯定的な想像である
最初は同情して上記のように書いて差し上げたが、結局ニセ華頂の狂言だと断定されたのですべてがウソ。
現在、次世代へ繋がる皇位継承者は秋篠宮悠仁親王殿下ただお一人である。今上陛下が崩御されるか退位されるまであと30年前後だろう。そうなると悠仁親王殿下が即位する時は40代の半ばくらいだ。その時までに男子がお生まれにならなかったら、もう内廷では次期天皇になる継承者がいないのである。男系で繋げてきた壮大な天皇家の歴史を我々の世代で終わらせていいわけがない。天皇家は生ける世界遺産なのだ。
愛子内親王殿下を天皇陛下にしたらどうなるか？ その場合は生涯独身でいていただくか、結婚しても子供をお作りにならないか、この２択なのである。考えれば分かるだろう。もし民間人と結婚して子供が生まれたらどうなる？ その子が次期天皇になってしまうのだぞ！ 結婚相手が中国人だったらどうするんだ！ 完全な王朝交代だ！ 易姓革命だ！
愛子内親王殿下の幸せを日本国民として真剣に考えるならば、こんな事を押し付けられるわけがない。純粋に愛した男性と結婚して臣籍降下され、子供をお作りになるのが女性として最良なのである。その愛した男性が旧宮家の男系男子ならこれは歓迎すべきところだろう。世代としては崇光天皇の20世子孫とかなり離れてはいる。だが男子がお生まれになれば皇室典範を改正して特例宮家としてその男子を皇太子にして皇位継承権を付与すればよいのだ。こうすれば次期天皇に初代神武天皇からの男系の血がつながる。国民感情的にも愛子内親王殿下のお子様なら次期天皇として異論はないだろう。私はYAP遺伝子がどうのとか言うつもりはまったくない。「男系」で繋がってきた伝統があるから「男系」で継続していくのは当たり前だと言っているのだ。女系継承は過去にあったと言えなくもないが、結局は神武天皇から現在まで男系で一本筋が通っているのである。
おっと、皇位継承論をここで熱く語るつもりはないのでこの辺で終わりにする。
けど！ニセ華頂はこの件に一切関係がない
