【華頂博一(岡崎祐一)とは何者か】

 〜謎の殿下系YouTuberに迫る〜

殿下035 ここ最近の流れと雑感

注:このサイトはブログという性質上、最新記事が常に上位に来ます。一気読みしたい方は記事番号殿下01から順にお読みください。


 

↑歴史に残る名テロップ

 さて、ここ最近【殿下界隈】に大きな動きが多かったので少し時系列にまとめてみようと思う。いったい何が起きてるの?って方はよくお読みになって状況を把握していただきたい。ホントはもっと早く記事にするはずだったが、龍が如く8にハマってしまい遅くなってしまったw みさらせ〜!

 

 まずは2月6日に夢源樹チャンネルで公開されたニセ華頂殿下とのコラボ動画、確か6本くらいあったと思うが、その動画すべてに添付画像のようにテロップが出て殿下界隈は大きくどよめいた。冒頭の数秒だけに出されたテロップとかではなく、動画の最初から最後まで出しっぱなしのベタのテロップである。

 

↓麹町のゼン・カフェマリーナで客を入れて収録された

mugenju.com

 

 

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 内容的には見ての通りだが、一応テキスト化しておくと

本イベント終了後、華頂博一氏について伏見家当主に直接確認したところ「伏見家および華頂家とは、血縁的にまったく関係のない人物です」との回答をいただきました。

 

 とのことである。伏見家当主とはいわずもがな元皇族の伏見博明さんである。(15歳の皇籍離脱まで伏見宮博明王殿下であらせられたお方)

このテロップを出した夢源樹の「秘密喫茶 居皆亭」店主の松居武志さんがXにポストされているが、電話とかではなく直接「謁見」されておられるから、これはもう間違いのない情報でありニセ華頂殿下のニセモノ疑惑がついにホンモノになった瞬間である。おっと、分かりづらい書き方をしてしまったが「華頂博一はニセモノ皇族」という事が完全確定した瞬間と言っていいだろう。

 

 勘違いされている方が実に多いのだが、夢源樹=月間ムー=学研ではない。ムーは今は学研グループを離れて株式会社ワン・パブリッシングである。学研との資本関係はあるが、議決権比率59.2%で日本創発グループの連結子会社となっている。また、「夢源樹」は「みらい樹」とともに有限会社マスター・プランニングの事業の一つである。いつもムーの三上くんが夢源樹チャンネルに出ているので夢源樹=学研と思われている方も多いだろうが、そこはご注意願いたい。

 

 そしてその週の土曜日、2月10日のライブ配信がこれである。

www.youtube.com

 殿下の伝家の宝刀、必殺泣き落としも披露されている。よーく話を聞いてほしいが、ニセ華頂殿下は疑問に何一つ回答していないのがわかるだろう。これが詐欺師である。口八丁手八丁、まさに口から出任せなのだ。何が「時代が証明する」だよバカ! そしてチャットのリプレイも残っているので哀れな華頂信者どものチャットもバッチリ記録されている。チャットの流れもよく見て欲しい。これが現状である。リテラシーのない知能の低い人間の見本市だ。ここでニセ華頂殿下が謝罪してすべてを白状したなら私も評価したが、ニセモノがバレてるのに居直るこの姿勢、「もちろんホンモノだよ」とかまだ言うか! そして終始言い訳ばかり吐き続ける誠実性のなさに本気でがっかりした。私と同じ感想を持った人も多いのではないだろうか。確かに松居さんとの事前の約束はあったのだろうし、それを反故にされたのかも知れないが、この問題の本質はそんなところではない。

 

 以上が「第一波」の大まかな流れである。そして「第二波」として今までコラボしてきた都市伝説界隈のチャンネルからニセ華頂殿下が出演していた動画が次々とサイレント削除されていったのである。「コヤッキースタジオ」「TOLAND VLOG」「考え方の学校」がニセ華頂殿下とのコラボ動画を「しれっと」削除した。

 

 これはまだ一連の動きの渦中であるので、この記事の執筆時点ではまだどこからも説明はないが、後日各チャンネルから説明があると期待したい。コヤスタやTOLANDでニセ華頂殿下を知った人も多いだろうし、それで本物の旧皇族だと信じてお金を払ってしまった人もいるだろう。何の説明もなしに「しれっと」動画を削除して、なかったことにするのはモラル的に許されないだろうと思うし、影響力があるチャンネルゆえに少なからず説明責任があるはずだ。

 

 

 

 

 実は私は大のオカルトファンである。子供の頃からムーを読んで育ち、五島勉のノストラダムスの大予言を読んで恐怖し、あなたの知らない世界を見てお風呂でシャンプーできなくなり、矢追純一のUFO特番で宇宙人を真剣に信じ、稲川淳二や桜金造の怪談を聴き漁り、地元の心霊スポットを制覇したり、MMRマガジンミステリー調査班を読みふけって地球は滅亡すると信じ、飛鳥昭雄や山口敏太郎や都市伝説モノの書籍を読みまくって育ってきた。デニケンやゼカリアシッチンに代表される古代宇宙飛行士説にも夢中になった。今でも寝る時は怪談や都市伝説系PodcastやYouTubeを聴きながら眠りについている。それほどまでに怪談やオカルトを愛して止まないのである。

 

 昨今のSNS、特にTwitterとYouTubeにおけるオカルト情報は常軌を逸しているものが多い。多すぎる。「ライorトゥルー」「信じるか信じないかはあなた次第です」「押し付けたりしません」「おじいちゃんから聞いた話」という非常に便利なマジカルワードたちを武器に、根拠がない話やウソの歴史などを吹聴しまくる。発信者側にも責任があるし、受け手側も盲信せずに自分でも調べてみる必要がきっとあるはずだ。私くらいのオカルト猛者になると何が本当で何がウソかは直感で大体わかってしまう。なぜなら「◯◯は▢▢だから△△ではないはず」みたいな理論があらゆる過去の知識で積み上げられているから。オカルトは愛しているが、今ではちびっ子の頃にあんなに信じていた幽霊も宇宙人も占いも予言も科学的に全否定する側になった。

 

 まぁ私の話はどうでもいいとして、何が言いたいかというと、最近のYouTubeでのオカルト都市伝説界隈は回転数・収益性重視なものが多すぎる。明らかにサムネの文字で釣り、見てみるとどうしょもない内容。コラボ相手もどーしょもない人が多くなってきた気がする。アフリカのペンキ屋?しょーもない! 華頂博一はそのしょーもないの最たるもので、自分を「旧皇族」だとしている。少しネットを検索すればニセモノだとわかったはずであるが、コラボして動画を面白おかしく仕上げてリリースしてしまう。コラボ相手が普通の人ならそれでも全然問題はないだろう。ただ、華頂博一は血縁がないにも関わらず自称が旧皇族なのだ。これは誰がなんと言おうと絶対にダメである。エンタメだからOKだろうと思って動画を出したのかも知れないが、本来日本人にとって天皇陛下や皇室は「神聖にして侵すべからず」存在のはずである。旧刑法には「不敬罪」があったし、天皇陛下は毎夜、我々のために私利私欲を捨てて裸足で板の間に正座されて神に祈ってくださっているありがたい存在のハズだ。そんな天皇陛下とそれに連なる皇族方を侮辱し冒涜している詐欺師老人がエンタメでOKのハズがないではないか!

 

 いわゆる「華頂信者」とはネットリテラシーが低く、情報の真偽を確かめずに有耶無耶なまま信じ込み、まともに学問を修めておらず、心を病んでいる人達が多いなという印象だ。なぜか縄文時代を賛美し、根拠もなくシュメールやアヌンナキなどと関連付けたがる。「隠された歴史の開示が〜」とか「闇側が〜」とか「DSが〜」とか。なぜこんな低能な人種がここまで増えてしまったのか? それはやはりTwitterやYouTubeからの情報であることはほぼ間違いないだろう。知能が幼い人間が間違った知識ばかりを溜め込むと、宗教と同じでそれに反する意見には一切聞く耳を持たなくなる。自分が絶対に正しい、私は気づいてしまった、なんでみんな気付かないの?と言った妙な優越感を持つようになる。これは失礼ながら体験的に圧倒的に中年女性に多い。そしてそういった人間がSNSでつながり、その考えは共有されてさらに強固なものとなって行く。こうなると目覚めるのには時間が掛かる。そういった人たちの意見はだいたいこんなところだろう。

 

・どう捉えるかは自分次第、エンタメとして見れば問題ない

・嫌なら見なければいい

・華頂先生の人間性で見てるから本物か偽物かはどうでもいい

・そんなに疑うなら直接華頂さんに聞けば? 警察に言えば?

 

 まぁ華頂信者とは所詮このレベルなのである。自分が詐欺師を擁護しているとはまったく気づいていないし、やっていいことと悪いことの区別がわかっていないのだ。ニセ華頂殿下は私を「プロック」しているし、警視庁にも神奈川県警にも主要マスコミにも情報はとっくに提供している。なぜ華頂博一が悪いことをしているのか本気でわからないのか?

 

 じゃぁ例えばあなたと全然関係ない老人が突然現れて「私はあなたの家の親戚です」とか言ってネットであなたの家のウソの情報を垂れ流す人物がいたとしたら? あなたは間違いなく事情を聞こうとするだろうし証拠を求めるよね?どういう血縁関係にあるのか。もしくは気味が悪いから関わらないでおこうと思うよね? そういうことなんだよ! 正統な華頂侯爵家は今まさにこの被害に遭っているんだよ!突然現れた華頂博一によって天皇陛下から賜った華頂宮からの由緒ある栄えある華頂の姓はすっかり汚されてしまった。華頂博信の孫、曾孫、玄孫の世代は普通に華頂姓で都内で静かに生活しておられる。華頂ですと名乗ったら「え!あのニセモノの?」とかすでに言われてしまっている可能性も高い。これがいい事か? いいわけ無いだろ! 華頂博一は今まさにこれを実行して華頂家に大迷惑をかけているのである。そこら辺に気がつけよ華頂信者どもよ! って私もこうやって少なからず華頂性を傷つけることに加担してしまっているのは華頂家のみなさんに申し訳なく思うのだがこれは正義である。

 

 とまぁ私の言いたいところはだいたいこんなところである。華頂博一が旧皇族で間違いがないのならば、それを証明するものを何かしら提出すべきなのだが、華頂博一はそれを一切行ってこなかった。例の「落胤の書」なる意味不明な額を出したり、ピンボケの写真を講演会でプロジェクターで映すくらいのものだろう。愛媛での講演会で祖父の青刷戸籍を見せたらしいが、岡崎秀夫の戸籍を見せたところで何の証明にもならないのは明らかだろう。戦後に一斉に皇籍離脱された伏見宮系の11宮家51名の皇族方は、居住地がある役所で住民申請をして戸籍を新しく作った。その際に元皇族だった旨や、皇族譜から転籍のように元を辿れる情報が記載されている。ニセ華頂殿下が祖父と自称している華頂博信は伏見宮家から大正15年に離脱し、かつての東京府東京市芝区役所で華頂姓で戸籍を新しく作っている。この戸籍まで辿れる情報を出さなければ華頂博一が旧皇族と言い張るのには無理がある。ニセモノで血縁がないのだから華頂博信まで辿れる戸籍を出せるわけがないのだ。

www.shugiin.go.jp

↑眞子内親王殿下が皇籍離脱した際の皇統譜(皇族譜)

 

 人は権威に弱い。日本人なら当然「皇族」となると「やんごとなきお方」であり高貴で雲の上の存在である。だから華頂博一が本名の岡崎祐一で活動していたら今の殿下は存在していないだろうし、人気チャンネルとのコラボも当然なかっただろうし、有料の講演会など到底できるものではない。華頂信者も「旧皇族だから」と見始めただろうし、「旧皇族の殿下が言っていることだからウソではないだろう」と信じてしまった面が大きいと思う。華頂博一こと岡崎祐一の話術は確かに人を引き込むし話も面白い。そのうち旧皇族とかニセモノとかどうでもいいと言い出すようになり、人間性が良いから言ってることも間違いじゃないとか言い擁護するようになる。それが考えの足りない華頂信者なのである。

 

 「華頂先生に救われた」という方もたくさんおられるでしょう。それはそれで良いことだと思うし、そういう方から見ると私の言っていること、やっていることはただの粘着アンチでしょうね。だけど何度も言うけど問題はそこじゃないのよね。

 

崇高なる皇族をギミックに使うことは到底許されることではない!!

 

↑2012年、FM戸塚で「ボルタレン祐」だったニセ華頂殿下こと岡崎祐一